輪投げ工法の特徴

 

輪投げ工法の特長は?

①大口径杭や重量杭を撤去できます

既存杭にワイヤーをかけて、既存杭単体重量だけを引き上げるので、大口径杭や重量杭の引抜きが可能です。
超重量杭の場合は多滑車を複数台使用することにより撤去を実現できます。
輪投げ工法の特長

 

引抜き可能な杭

  • 松杭
  • PC杭
  • 摩擦杭
  • 現場造成杭(最大φ2500mm)
  • 拡底杭

 

②引抜き孔への充填に課題があります

大口径の杭は抜き跡も巨大なので、埋め戻し充填による地盤環境整備は特に重要です。
輪投げ工法の場合、引抜き孔への充填は基本的に杭孔上部からとなります。
充填後の引抜き孔を調査した結果、不均一な埋め戻し充填となってしまう事が判明しております。
現在、エアブローやエアリフトを併用させた攪拌を行うこともありますが、全長に渡り安定した良い結果が出ていません。
充填品質を確保する方法が輪投げ工法の課題となっています。
引き抜き孔の状態
均一に混ざらずに層になる
充填材を注入しても内部は混ざらずに層になってしまうケースがあります。
エアリフト・エアブロー
①上下を強制撹拌する
エアリフト・エアブロー工法で杭孔内部の上下層を強制的に撹拌します。
エアリフト・エアブロー
②上下均一に近づける
上下均一の固さに近づけます。
エアリフト・エアブロー
 

 

③不健全な杭の引抜きに課題があります

輪投げ工法は杭にワイヤーをかけて引き抜くので、中折れ・破損・ジョイント不良などの不健全な杭の多くを地中に残置させてしまいます。
ワイヤーを杭上部ではなく、杭の最下部付近にかけて引き上げる方法も施工されていますが、確実ではありません。
引抜き不可能な杭

  • 折れ杭
  • 壊れた杭
  • ジョイント部未接合など
輪投げ工法
折れた杭などが地中に残存する恐れ

 

輪投げ工法で引き抜いた杭

φ1,800mm-2,500mmの拡底杭を撤去
φ1,800mm-2,500mmの拡底杭を撤去
φ2,400mmの既存杭を撤去
φ2,400mmの既存杭を撤去
φ2,200mm-2,500mmの既存杭を撤去
φ2,200mm-2,500mmの既存杭を撤去
φ1,400-2,000mm・杭長20mの既存杭を撤去
φ1,400-2,000mm・杭長20mの既存杭を撤去
φ1,400-1,800mm・杭長66mの杭撤去
φ1,400-1,800mm・杭長66mの杭撤去