日本杭抜き協会は既存杭撤去のひとつの基準の確立を目指す大きな一歩を踏み出しました

当協会では、既存杭撤去を取り巻く昨今の社会情勢ならびに技術動向の急変を受け、2022年4月7日開催の理事会で、今年度以降の協会活動の方向性を審議いたしました。その結果、以下の2大方針により、チャッキング工法の標準工法確立をめざす活動を加速し、より大幅に杭抜きならびに埋戻し品質の高度化確立に資することといたしました。

①従来より協会にて研究開発を続けて参りました「PG工法」を協会推奨工法として位置づけ、チャッキング工法の標準工法として、そのさらなる改良・高度化に務めます。

②「PG工法」の概念や施工ノウハウなどを会員企業に習得していただき、業界に広く普及させると共に、チャッキング工法の正式な認定機関として活動することで、既存杭引抜き工全体の技術向上・品質向上に貢献します

上記に伴う措置として、「PG工法」は、チャッキング工法の標準工法として広く普及なされるために、特許権者がその権利を放棄し、一般工法として生まれ変わりました。

以上、すでに協会HPの巻頭テキストなどでも明示しておりますが、改めて協会よりのお知らせとして周知させていただきます。
どうぞ今後ともよろしくお願い致します。

一般社団法人日本杭抜き協会 事務局