MEGA-PG工法とはどんな工法?
「MEGA-PG工法」は、従来の輪投げ工法に起因する杭の残置や埋戻し不良の問題を解消する新しい工法です。PG工法の適用範囲外の大口径,大重量杭に適用できます。
ケーシングの先端部には、輪投げ工法用の掘削ヘッドを装着。削孔時にはケーシング内側への加圧水の噴射と外側への送水によりケーシング内外の土を泥土化しながら「緑切り削孔」を行い、ケーシング引き上げ時に最深部から充填材を充填します。既存杭は輪投げで引き上げますが、さらにこのときに杭穴上部から充填を行います。
これら二つの注入過程により杭穴全長にわたって確実に充填することができ、埋戻し不良を解消します。また破損や中折れで杭が残置した湯合は、そのままケーシングにPGヘッドを装着し、PG工法で回収できるので杭の残置も大きく軽減できます。
ケーシングの先端部には、輪投げ工法用の掘削ヘッドを装着。削孔時にはケーシング内側への加圧水の噴射と外側への送水によりケーシング内外の土を泥土化しながら「緑切り削孔」を行い、ケーシング引き上げ時に最深部から充填材を充填します。既存杭は輪投げで引き上げますが、さらにこのときに杭穴上部から充填を行います。
これら二つの注入過程により杭穴全長にわたって確実に充填することができ、埋戻し不良を解消します。また破損や中折れで杭が残置した湯合は、そのままケーシングにPGヘッドを装着し、PG工法で回収できるので杭の残置も大きく軽減できます。
※ご注意 MEGA-PG工法の特許は放棄されておりません。
PGケーシングに特殊掘削ヘッドを組み合わせて使用します
特殊掘削ヘッドの内部では加圧水を噴出します
既存杭はワイヤー玉掛で引き上げます
MEGA-PG工法のプロセス(一例)
①杭芯セット
PGケーシングに特殊掘削ヘッドを装着し、中心を杭芯にあわせてスタンバイします。
PGケーシングに特殊掘削ヘッドを装着し、中心を杭芯にあわせてスタンバイします。
②掘削開始
ヘッド内側から加圧水を噴射し、ケーシングと杭の間の土を泥土化しながら掘削します。
ヘッド内側から加圧水を噴射し、ケーシングと杭の間の土を泥土化しながら掘削します。
③泥土化しながら掘削
必要に応じてケーシング外側にも掘削水を入れ、ケーシング内外の土を泥土化しながら掘り進みます。
必要に応じてケーシング外側にも掘削水を入れ、ケーシング内外の土を泥土化しながら掘り進みます。
④掘削完了
掘削完了時には、既存杭は縁切りされ、ケーシング内外は泥土化されています。
掘削完了時には、既存杭は縁切りされ、ケーシング内外は泥土化されています。
⑤注入開始・ケーシング引き上げ
ケーシング引き上げ時には、掘削ヘッドから、掘削水の代わりに充填材を吐出しながら、ケーシングを引き上げます。
ケーシング引き上げ時には、掘削ヘッドから、掘削水の代わりに充填材を吐出しながら、ケーシングを引き上げます。
⑥輪投げによる既存杭撤去
さらに杭穴上部から充填材を注入しながら、輪投げで既存杭を撤去します。
さらに杭穴上部から充填材を注入しながら、輪投げで既存杭を撤去します。
⑦杭抜き工事完了
既存杭を引き上げると、杭穴は、最深部から充填材で充填された状態になります。
既存杭を引き上げると、杭穴は、最深部から充填材で充填された状態になります。
⑧折れている場合はPG工法で撤去
杭が折れたり割れたりして残置しているときは、そのまま掘削ヘッドをPGヘッドにつけかえ、PG工法で回収します。
杭が折れたり割れたりして残置しているときは、そのまま掘削ヘッドをPGヘッドにつけかえ、PG工法で回収します。